麺屋雪風再び~鶏がら塩・雪風BLACK・濃厚味噌~【20160912】
2016/09/18
オープン初日に訪問し、腑に落ちない味わいに、もしやオープン初日だったからか、通りがかる時にチラ見すればそこそこ賑わいを見せているしと淡い期待が入り混じった疑問を抱いていたが、なかなか検証できずに3ヵ月近く経とうとしていた。
どうせ食べるなら美味しいラーメンが良いに決まっているし、ましてや自腹を切ってまた同じ結果だったらと思うとどうしても二の足を踏んでしまうのだ。
そんな時、絶好のチャンスがやって来た。
義父母を含めた家族五人で夕食をということになったので、提案・承認され、麺屋雪風に再訪した。
夜18時半過ぎの訪問で、店内は7~8割の客の入り、テーブル席はほぼ埋まっていた。
息子と義父母は濃厚味噌を、私と夫は前回品切れだった鶏がら塩と雪風BLACKを、夫は更にミニチャーシュー丼と餃子をそれぞれ注文した。ちまきはメニューから削除された様子だった。
まずは先に餃子がテーブルに届いた。
このような盛り付けも良いかもなと参考になった。
可もなく不可もなく、ああ、餃子だなという味わいだった。
続いて届いたラーメンは、まずは味噌が3つ
次に夫の雪風BLACK(醤油)
最後に私の塩がテーブルに置かれた。
味噌から塩までの時間差は3分程度だっただろうか。
息子の味噌のスープを一口飲ませてもらったが、前回よりは若干スープ感が増したような気がした。
夫の醤油は酸味のようなものを感じた。この手の酸味は得意ではない。メンマもきくらげも入り、三味の中では最も具沢山だ。
ブラックと言うだけあり、麺が醤油色に色付く。この段階で私はアウトだ。
塩の麺。これは5杯同時に作っていたのだろうと容易に想像できる麺のゆるさだった。只でさえ固めが好みの私にとっては、一口目で麺がゆるいのは即刻アウトだ。
チャーシューはバラ肉の形状違いが2枚。
この厚さは肉好きには良いだろう。
ここのメンマは味噌には入っておらず初めて食べたが臭いが残っているタイプで、特に拘りは感じられない。
黄金色のスープは色は綺麗だ。スープのみだとまだ良いのだが、麺との相性が私好みでないのか、時間が経つにつれ麺の匂いがスープに移り、何とも釈然としなかった。
ネギの上に乗っているのはフライドオニオンだとばかり思っていたが、もしやジャガイモかもしれない。唯一夫が美味しいと言っていたが、これが無くてもラーメンとして成り立つのがまた複雑な気分だ。
私はラーメンはスープと同じ位麺も重要だと考えているので、麺を美味しく頂けないと食欲が失せてしまう。ここまでで私の箸は止まってしまい、その後は夫が処理してくれた。因みに、今年に入って完食しなかったのはこれが初めてである。思えば数年ぶりの途中放棄かもしれない。
こちらはミニチャーシュー丼。色は濃いがあまり味は感じられず、夫と共にマヨを欲した。
義母も完食ならず、私は途中放棄だったが頼んだ物、出されたものは残さないという夫のポリシーにより完食されたのであった。
夫の感想は、「塩が一番だめだった」とのこと。味噌が無難というか、私はこの店では味噌しか無理だということが判明した。
僅かな期待を胸に再訪したが、我が家は再訪はないだろう。
夫曰く「よくあるタイプ」とのことだ。
ただ、店員さんの対応は悪くなく、他客との会話によると、旧ごはん屋さんの従業員を引き続き雇用しているとのことで、この日は前回とは別の元ごはん屋さん従業員が出勤していた。
さてさて、客の入りに変化はあるのか、別の意味で今後が気になる店である。
💰今回の支払💰¥0也。義父母様、御馳になりました。