ラーメン二郎札幌店~小~【20160914】
2016/09/18
この日はとある店を目指して家を出るも、定休日であることが発覚し、あれこれ提案し合っては却下し合うような遊びを経て、駐車場等諸条件を満たし、やって来たのがこちら
ラーメン二郎札幌店だ。
陽も短くなり、暗がりにライトで煌々と照らされる二郎の看板に密かにテンションが上がる。
夫の提案にさらりと同意したが、実は夜中に二郎のラーメンを食べたい衝動に駆られ、脳内エア二郎で凌ぐこと度々、念願の訪問だったのだ。
この日は店前通過時は外待ち数名だったが、駐車場に車を停めて戻るとその行列はなくなっていた。
券売機の前に立つ度に、小でも一般的なラーメンの2.5倍もあるのかと、一応女性なのでひるんだふりをしてみるが、
結局毎回小を購入するのだ。はじめの1~2回こそ麺の量を減らすか聞かれたが、気づけばその質問はされなくなっていた。
扇風機の風が良い角度で当たる席に案内され、待つことしばし、コールを尋ねられ、前回言えなかった希望を伝える事ができた。
小・ニンニクヌキアブラヤサイチョットマシ ¥700。
ノーマルだと少し心もとないが、マシだとやや多い微妙なお年頃なのだ。チョイマシだとどこか偉そうに聞こえるので、チョットマシと言った所、クールなベビーフェイスの店員さんもオウム返ししてくれ、得も言われぬ満足感がじわりと沸き上がったのであった。
今回の野菜はキャベツ率が高い。閉店が近くなり、モヤシの在庫が少なくなりキャベツで凌いでいるのか、モヤシよりキャベツの方が高価なのでマシマシでも控え目だったのか、などと妄想モードに入りそうになる。
オーションの自家製麺。製麺機がある一角に目をやると、この日は積み上げられた小麦粉の袋の中にオーションのスターチも含まれていた。
噛み応えのある麺をわしわしと頬張ると、これこれ、これだよ感に包まれ何とも幸せな気分になった。
今日の豚は野菜の中に身を潜めていた。
二枚目も無事確保。ほろほろととろける様に柔らかく煮上がった豚は脂身が得意でない私でも大変美味しく頂いた。
キャベツが多いのでいつになく歯応え噛み応えもある。
ただでさえ一口が大きい私が、更に大口を開けて口一杯に二郎を頬張り、しかも早喰いのその様は、傍目では女性の、またおばさんのそれではないのだろうと、だがそんなの関係ねぇと自分の世界に入り込みつつ美味い、旨いとひたすら喰らった。
美味でござった。
この日は特に超絶美味だった。
塩梅、バランスもいつになく私好みでこれまで我慢していた甲斐があったのいうものだ。
二郎には独特なジロリアンが訪れるので、他客観察もまた楽しみのひとつである。夫の隣に座った二郎慣れしている様子の男性は、物凄く食べるのが速かった。これまでに遭遇した中で最速のような気がする。そして食べ方もスマート、こうありたいと思える姿であった。
困ったぞ。既に二郎に行きたくなってしまった。
つけ麺も恋しい。
💰今回の支払💰¥850也。 ¥100は駐車場台を夫と割り勘