だるまや富丘店~感謝祭DOROラーメン~【20161102】
まだ記事にしていない喰歩記があるが、まずは食べたてほやほやのこちらを先に公開する。
2016年11月1日~3日の3日間は、ラーメンだるまや北野店と富丘店では感謝祭と称して、ラーメン3種が1杯400円で提供される。
感謝祭期間中は、ラーメンは味噌・焼き醤油・DOROの3種類とライス、チャーシュー丼、各種トッピングのみの提供となる。
3種類限定とはいえ、ラーメンが一杯400円は大変魅力的だ。しかも、3種の中に、だるまや名物とも言える、DORO(ドロ)ラーメンが含まれている。これが決めてとなり、11月2日、感謝祭中日の夕食時に、親子3人で脚を運んだ。
このテナントは以前何度か店が変わったが、だるまやになってからは数年が経つ。今では地域に定着したようで、急な階段を登ってでも訪れる年配客も少なくないという。
取引先の製麺屋が暖簾を寄贈する事が多いので見てみると、贈 めん家とある。検索してみたがそれらしき該当はなかったので、調べて後日追記する。
店に入ると客の入りは7割程で、丁度空いていたテーブル席へと案内された。ここのテーブルは大きく、今回はゆったりと3人で使用したが、小柄な大人や家族連れなら4~6人は座れるだろう。
女性店員が水と共にお決まりですかと尋ねる。
感謝祭のチラシは大々的には掲示しておらず、多少不安になったので、今日は3種のみか確認するとそうだと言うので、DOROを3つ注文した。
卓上メニューは通常通り置いてあり、各種ラーメンの紹介文を読んで待つこと数分でDOROラーメンが配された。
暖簾画像撮影から5~6分、注文してから3~4分でのスピーディーな提供であった。
だるまやDORO(ドロ)ラーメン ¥400(感謝祭特別価格)
表面の脂の膜により、無湯気だ。
だるまや自慢の健康麺を持ち上げると、濃厚なスープが絡むこと絡むこと。普段濃厚系をあまり食さない私にとっては今年一番のスープの持ち上げ様だ。
先ほどの卓上の紹介文によると、DOROラーメンは、
『豚骨ベースの醤油味です。豚骨に高圧をかけることによって抽出されたゼラチン質(コラーゲンたっぷり!)を特製の醤油タレに絡めることによってコクとまろやかさを醸し出しました。』
とのことだ。
ドロはもう6~7年前になるだろうか、だるまやが石狩にあった頃、夫が頼んだのを味見程度に分けて貰って以来だ。その時は確か私はタンメン的な野菜ラーメンを頂いた覚えがある。
数年前のドロのイメージよりも、今夜頂いたそれは気持ちライトでまろやかで洗練されていた。豚骨の臭みは全くと言っていいほど感じられなかった。
とはいえ、濃度はスープも塩分も結構なものだ。
食べ進み、メンマの存在に気づいた。厚くはないが薄すぎず、幅も大きさも食べやすかった。チャーシューも柔らかくジューシーで、濃厚なスープに負けない味付けだった。
DOROラーメンは終始熱々だった。スープは一般的な熱さなのだが、麺が特に熱いのだ。スープのDORO具合も相まって、啜って食べるとかなり熱い。
このラーメンは白米にワンバンしても合うような気がした。チャーシューもご飯に合うタイプなのでチャーシュー丼への期待も高まる。
私がアチ・アチと麺を食べている時、既に麺を食べ終えた夫はスープと格闘していた。
明後日に健康診断を控えた彼は、家を出る前からしきりに今日はスープを飲まなければ大丈夫と言っていたが、見ると普通にスープを飲んでいる。それを指摘すると、自分の意志ではなく、スープに飲ませられていると言うのだ。
何を言っているのだ、この男は。
意志が弱いというか、言い訳ではないかと思ったが、数分後、自分が同じ状況に立たされ妙に納得したのであった。
その頃夫はスープを飲み干し、私はスープを飲む手が止まらない。ついつい飲んでしまう、スープに飲ませられているこの感覚は山岡家に通じるものもある。
塩分も高いし脂も多いしもう止めねばと思いつつ、コラーゲンだっぷりだしもう一口、と飲んでしまう。意を決してレンゲを置き、締めの水を飲んで口中がさっぱりし、残ったスープが目に入るとまた飲んでしまう。
そんなことを繰り返しているうちに、日頃カップ麺のスープを飲み干すと私に咎められるので遠慮していたのか、息子もスープを再飲しだし、しまいには丼から直飲みしていた。
というわけで、男性二人は完飲、私は理性で踏みとどまった。
DOROラーメン、恐るべし。
今回支払時に再度クーポンを頂いたので、今年一杯はDOROを¥650で頂けるが、年内にもう一度食べたら、どハマりしてしまいそうなのでブレーキをかけている。
💰今回の支払💰¥800也。私と息子の分だ。