順和園~酢豚定食と鶏唐揚げ定食~【20161201】
訳あって、昼休憩の夫と昼食を共にした。予想はしていたが、夫が唐揚げを食べたいそうで、ということはつまりは唐揚げを思う存分食べたいのだろうよと、順和園にやってきた。
こちらは数年前に昼休憩の夫と訪れて以来だが、彼は一人で何度も訪問しているようだ。時間は12時過ぎで満Pの心配があったが丁度良い場所が空いており、入店すると小上がりへと案内された。
この小上がり、以前はカウンターだった記憶があるが、改装されたのであろう、2人用のテーブルが2組四列でカウンター時代よりも多くの客をさばけるようになっていた。
通路を挟んで反対側には4~6人掛けのテーブル席が3~4卓で、ホールは美しい女性店員が一人で対応していた。
ランチは11時~15時まで。
我が家はランチは平日のみと思い込んでいたが、食べログなどを見るにつけ、土曜日も適用になるようだ。
メニューのレイアウト、内容、記載順など、東方明珠飯店に通じるものがある。
参考までに、コースメニューの内容も掲げておく。
夫は勿論鶏の唐揚げ定食、私は酢豚定食を黒酢で注文した。
5分程で夫の唐揚げ定食が配膳された。
これで¥780は非常にコスパが高い。鶏の唐揚げは東方明珠飯店と同様、拳大のものが8個あった。
周囲の様子からして、人気商品で多くの客が注文する鶏の唐揚げはある程度は作り置きしてあるようで、頼むと直ぐに出てくる。作り置きといっても提供時に冷めているようなことはない。途中で在庫が尽きた時に4人連れの3人が鶏唐揚げ定食を頼んだ所、3人にはまずは先に4こずつ、その後更に4個追加配膳すると麗しの女性店員が説明しているのが耳に入った。
食べきれなかった唐揚げは、店員に声をかけると紙袋と手提げビニール袋を貰えるので持帰りが可能だ。
注文から13分、夫の唐揚げからは8分後、流石にこの時差は白けると辟易し始めていた頃に、私の酢豚定食¥800が到着した。
唐揚げを食べるのに時間がかかるとはいえ、この段階で夫はすでに7割5分食べ終え、気づけば店内は満席になっていた。
豚肉は角切りで、盛りが良い。ピーマン、玉ねぎ、人参ともにしっかりと火が通っている。(半生の辛い玉ねぎや青臭いピーマン、硬すぎる人参は好まないのだ)
見るからに旨そうな米は、果たして美味であった。大抵は夫に半分ほど献上するが、今回は3分の2は食べた。東方明珠飯店より若干多い印象だ。
酢豚の味付けは、酸味に強い私でもかなりの酸味を感じた。さっぱりと頂けて良いが、個人的にはもう少し甘みがある方が好みであった。できればもう少し味わって頂きたかったものの、時間の関係で急いで掻き込み席を立った。
次は白酢で味比べをと思いつつ、ついつい酢豚は黒酢を注文してしまう。唐揚げ定食にして息子へのお土産にするのも良いし、その他の定食も大いに気になる。初回訪問時よりも、再訪欲が高まった二度目の訪問であった。
【店舗情報】
順和園
住所:札幌市手稲区前田4条10丁目3-23
電話:011-676-5881
営業時間:11:00~23:00(LO22:30)
定休日:水曜日
駐車場:有・店前・店横
店内喫煙可・テイクアウト可