19-123.東北旅行記4【20190806】

   

東北旅行記シリーズもようやく最終日となった。

8月6日。

最終日は岩手水沢の宿から盛岡へと向かった。

夫が運転をしてくれるので私はドライブを楽しみながらやって来たのはこちら

わんこそばの老舗東家だ。

開店前に到着し、外待もなかったのしてやったりと思いきや、
既に店内は待客多数、

受付で頂いた番号札は268
何番から開始したのか不明なのでこの番号がどれほどの状況を意味するのかは把握できず。

奥は一般の食事客用らしく、わんこそば参加者は手前の階段を上る。

12~3分後には会場の座敷へと案内された。

今回わんこそば参加は夫のみ。

夫の身体に対しエプロンが小さくて笑いがこみあげてきそうだったが本人は気づくことなくポージング。

メニューの中身は

わんこそば数種。
椀を重ねるタイプと算木で数えるタイプがあり、給餌の若い娘さんに¥3460と¥5620の違いを尋ねるも奥で確認してくるというのでそれ以上の返答を求めるのは止めておいた。

わんこそば以外のメニューも豊富だ。

私はカツ丼と、わんこそばと闘う夫を傍目にカツ丼を堪能すると随分前から決めていたので特製カツ丼に即決した。

まずは薬味が届けられた。
催事の時にはなかった刺身があり、そぼろやなめこおろしなども催事よりも多いきがする。

11時26分、開始。(撮影時間より)

私はお茶を頂きながらカツ丼を待つ。
序盤の夫には私の応援はまだ不要なのだ。

7分後。60杯。

わんこ開始から約10分後、私の特製カツ丼が届けられた。

この時夫は100杯に達した所だった。

カツ丼にも蕎麦が付いているのが何とも嬉しかった。

開始から14分、夫120杯。
1盆に15杯入るが夫と給仕の女性の1対1なので、1盆全て夫が平らげるため、1杯の当たり外れ(量が多かったり少なかったり)は無関係となる。

開始時は他の参加者も快調に飛ばしており、1盆食べ終え次に行くまでのインターバルが少々あったが、中盤になると蕎麦の供給が追い付き余裕が出てくるため、攻められる(追い立てられる)印象になってくる。

一方の私は念願のカツ丼を堪能中。
特選だけあって入りきらないカツが二段になっていた覚えがあるぞよ。

米も美味かった。

開始から23分、夫は180杯にさしかかろうとしていた。

刺身はまだ温存している。

そして私は気を利かせてカツ丼少々残したままにしておいた。

その後も夫は食べ続け、一時辛そうに見えたが刺身の力、カツ丼の力を駆使し、またお給仕さんや周囲の客の応援もあり、開始から52分、315杯で椀に蓋をした。

柑橘類にそば絡みの餡をかけたデザート。
美味しかったそうだ。

良く食べた。

200杯を超えるとノートに感想等を書けるそうで、夫も何やら記していた。

実は夫を応援(?)しながら他客の傍観も楽しんでいた。

高速で食べ短時間で退席する短距離型
低速だが長時間食べ続け気づけば椀がかなり積まれている長距離型
女性数人の組で一人だけ自分と闘い続ける勇者(←こっそり激しく応援した)
百杯は本当にきつかった(*´Д`)と笑う爺ちゃん(←笑えるうちはまだ喰える)
いつ止めようかと給仕さんに相談する人(←語呂合わせの杯数を提案してくれる)

そんなこんなで1時間半ほど滞在し、東家を後にした。

ここで夫の「甘い物喰いたい」が発動し、

お隣の調味料店(?)に入り、

醤油が使われたソフトクリームを頂いた。
絶妙な甘じょっぱさ。ソースをかけて味変もできた。

その後はあと数件夫が行きたかった所があったようだが、帰りの飛行機の時間が迫っていることに気づき、空港へと向かった。

さらば東北。
山梨育ちの私はどこも皆初めてだったよ。
美味しかった。
楽しかった。
ありがとう夫。
また旅行に連れて行っておくれ。

かくして無事に帰札し、

はま寿司でちょいと寿司をつまみ

帰宅したのであった。

鳥達に熱烈歓迎され
ハムスターに怒られた。

体重は私でも3キロ増えていた。

 

 - 和食, 道外, 岩手