かとうらーめん~№1気まぐれシリーズ・天然利尻昆布らーめん~【20170218】
本日の夕食はかねてからここと決めていた。
かとうらーめんだ。
前回訪問時に、2/17-18(土日)に利尻昆布らーめんを限定提供すると聞いており、昨年頂いたそれが大層美味だったので今年も味わいたかったのだ。
限定らーめんは開店と同時に訪れる事が多かったが、今回は19時近くに訪問した。
見る度に激しく賛同する額を拝みテンションが更に上がる。
個人的にはこのお知らせを読むのが好きだ。
3月4-5日提供のテールらーめんは要予約になっていた。店主さんからその経緯を聞いて納得した。
まずは味見用にと昆布醤油たれが出て来た。
舐めてみると昆布の旨味と甘味と香りが大変豊かで、醤油の塩分が随分抑えられているように感じた。
次いで出てきたのが利尻昆布出汁、これまたしみじみと驚愕の深美味さだった。
そして着丼、
天然利尻昆布らーめん ¥900
夫と息子と3人揃ってこちらにした。
途中で佃煮を溶いて、細切昆布は少しずつ食べてねと、店主さんが美味しい頂き方をレクチャーしてくれた。
化学調味料無添加のため、パンチはないよと言われたため、じわじわ旨味が来るのかと思いきや、最初の一口目から昆布の旨味がわっと来た。「ガツン」ではなく「わっ」と押し寄せるイメージだ。
息子には物足りないかと思いきや、ひと口食べるなり旨っと声を上げて美味しそうに食べていた。
大好物のかとうの麺を
おぼろ昆布とねぎと共に(旨すぎてピントが合わず)
佃煮と麺を、細切昆布と麺をと、様々なバリエーションで口に運んだ。佃煮を溶くと、甘みも加わり、深みとまろやかさが増したように思う。
塩分は抑えめに感じたが、旨味が多いため、物足りなさは全くなかった。店主さん曰く、かなりご高齢の方が毎日食べられる(=毎日食べたくなり、実際に食べても体調を崩さない)のだそうだ。
美味い旨いと食べ進み、気づけば随分とスープが減っていた。
隣の夫はスープを温存しており、「いつものやつ」を所望した。逆隣の息子の丼を見ると、こちらもちゃっかりスープを確保してあった。
いつものやつ ¥200
息子にひと口貰った所、これまた美味で、柚子胡椒も良く合った。折角頂いた昆布醤油がまだ皿に残っていたので終盤にかけて頂いていた。
いつものやつ好きな私だが、今日は口いっぱいにこのスープを頬張りたかったので、そちらを選択したのだ。決して戦略ミスではない。 …ないのだよ。。
希望通り、残ったスープを丼から直に飲み干し、大満足の逸杯であった。
こちらは昨年の利尻昆布らーめんだ。2/21に頂いていた。
シンプルな見た目だが、驚くほどに美味だった。
こちらに比べると、今年のそれは2段階も3段階もの進化を遂げているように思えた。
とにかく旨い。しみじみ旨い。ゲップまで美味い。
私はかとうらーめんの限定に関しては、値段を気にしないというか、事前に確認したことがない。
これまでのどの限定も、価格に対して満足、納得できるものばかりだったので、多少高値でも、使用している材料からすればかなりお得で、価格以上の価値と満足感を得られるからだ。
という訳で、3月のテールらーめんも抜かりなく予約したのであった。
💰今回の支払💰¥3100也(後に夫より¥1000徴収)