¥800のJRバス1日乗りほうだいきっぷで札幌小樽バスの旅~【20171021】

      2017/10/24

本日夫婦揃って仕事無、朝から出掛けられると夫がその気になっていた。
彼が以前利用したことのあるJRバスの1日のりほうだいきっぷ¥800で、小樽方面に出かけようということになった。

朝からと言っても支度が終盤に差し掛かった頃にバスの時刻を確認すると、小樽行きは1時間に1本程度しかなく、バスが来るのは2分後とのことで間に合わず、家を出たのは11時過ぎになった。

車内から紅葉を楽しみ、乗車から1時間ほどで市役所通というバス停で下車し、徒歩1分、約120mほどでお目当ての店に到着した。

花園の五香飯店だ。
1~2年前に一度閉店し、現在の店舗に移転再営業されている名店で、閉店前にと訪れるも、売切営業終了というパターンが数回あり、今回念願叶っての初訪問である。

良心的な価格設定に期待が高まり胸が躍る。

入店すると、店内は大盛況で、丁度2席空席があり、テーブル席に相席でお邪魔させていただいた。

気になる品は多数あれど、今日これからの事を考えると全力で喰らう訳にも行かず、迷った末に希望の料理を注文した。

因みにこちらが1日乗りほうだいきっぷだ。バス下車時に車内で購入でき、該当の月日の部分を削って使用する。
削る箇所を間違えると効力を失うので少々緊張した。

そうこうするうちに焼き餃子 7個 ¥550 が届いた。

恐らく手作りであろうもっちりとした皮で、肉メインの餡がぎっしりたっぷりと包まれている。かなり食べ応えがあった。バスなので二人で瓶ビール(大)も頂いた。運転しなくて良いので二人とも飲めるのは何とも気分が良いものだ。

卓上調味料には酢、醤油、辛子酢、コショウ、ラー油が用意されていた。
相席相手の方に教えて頂いたこの辛子酢がポイントで、餃子の酢に加えると何とも良い感じになった。

あんかけ焼きそば ¥780

辛子と紅ショウガが添えられており、ボリュームたっぷりだった。勿論味も良い。

ヤキメシ ¥780 には、白菜の漬物と、

スープが人数分付く。お隣のご家族には丼で提供されていた。

具には細かく刻んだ紅ショウガとザーサイ、肉はチャーシューではなく豚肉でネギと玉子、グリーンピースで構成されたいた。
アンチ紅ショウガ、どちらかというとザーサイは苦手な私だが、美味しく頂いた。
スープは鶏の風味が豊かでこれまた美味だった。

会計は2人合わせて¥2760。安価なのに美味、かつボリューム大で大変満足度が高かった。

五香飯店(食べログ)

周囲の料理をチラ見したところ、どれもとても美味しそうだった。
食べきれなかった分は店からビニール袋を貰って持ち帰れるようだった。

是非再訪し、他の料理も頂きたいということで夫と意見が一致した。

その後は、情報を頂いたランチがおススメだという

聖徳太子を次回のために調査し、

これまで車だからと横目に見ながら通過していた小樽運河を散策した。

そして、夫のもう一つの目的である、

8段ソフト¥580を頂いた。
この店は北一硝子の3号館に併設されており、テラスと言う名前らしい。
ソフトクリームだけでなく、軽食の提供もしている。

8段ソフトの詳細。昨年までは6段だったそうだ。

味のバリエーションは多々あり、私は期間限定に惹かれてマロンソフト¥400にした。

とてもボリュームがあり、ざらりとした食感、濃厚で食べ応えがあるソフトクリームだった。

更に散策を続け、小樽ビールの醸造所を覗いた。
ガイドツアーに参加したかったが、申込方法がわからず売店の店員さんに尋ねた所、自主見学のみとのことで、施設内をざっと見て廻った。

商店街を見て歩き、

店内撮影禁止の掲示がされた気になるが入り辛い喫茶店を外から眺めたり、

街並にマッチしたローソンに驚いたりしながら夫の希望で長崎屋に入った。

夫の中では小樽の長崎屋=どんど なのだ。

食べきれるかと不安を覗かせつつ焼きそばジャンボとお好み焼きを所望していた。

焼きそばは秒速で提供され、食べ終えて程なくしてお好み焼きも配された。合計¥700也。
食べだすとするすると入っていくとのことで、ぺろりと平らげていた。

目的を果たし満足したのか、その足で小樽駅に向かい、丁度帰りのバスもあり乗り込んだ。

が、札幌に戻って来たのが18時過ぎ、帰宅するにはまだ早いと、自宅から最寄りのバス停を通り過ぎ、札幌駅へと向かったのだった。

札駅周辺でポケモンのレイドに勤しみ(2人揃って1勝1敗)、

観光客気分で街を歩いた。
何か呑むか、それとも食べるか、とススキノまで歩いたが、街に居るとあっという間に時間が経つので、帰りのバスの時間も考慮し、狸小路からは大人しくバス停に向かった。

札幌駅発のバスは流石に乗車率が高かったが途中からは着席できた。
そしてまたもや最寄りのバス停を通過し、

ミスタードーナツで〆となった。
飲物は夫はコーヒー、私はカフェオレにした。
閉店が近かったためか、カフェオレの残が少なく、ある分だけ先にとこの量になった。

その後継ぎ足して下さり、美味しく頂いた。
閉店まであと数分という頃でも客足は途絶えず、残ったドーナツは次々と売れていった。
そんな中、何故か他に比べて格段に残っているエンゼルクリームが不憫に思えてしまい、明日の朝食用に購入し、店を後にした。

最寄り駅までバスに乗りたかったが、時刻表では終バスが過ぎていたので歩いていた所、何とバスが我らを追い抜いて行った。土日は運行がないことになっているバスが来たりと、謎だ。

それでもバス料金的には2千円以上は利用したので、十分元は取れた。
バス路線に(夫が)より詳しくなれば、更に利用の幅が広がる事だろう。
何かと時間はかかるが、夫にとっては運転せずとも良い事や、運転しないからこそ見える景色はとても価値と魅力があるようだ。呑みたい時に迷わず飲めるのも良い。

週末はあちこち出かけるものの、結局どの店についてもブログに書けずに次の週末を迎えてしまうケースが頻発していたので、今回は、一寸違った方式で書いてみた所存である。

 

 - 甘味, 中華, 小樽市