あかつき食堂~玉子ラーメン他~【20161117】
11月半ばに慶事で帰省した。
息子は毎年年末年始に帰省しているが、私は滅多な事では帰らないので、数年ぶり、夫に至っては随分久しぶりのアウェイである。
朝日を見ながら高速で空港へ向かい、
朝食代わりに空港で白い恋人ソフトを食べ(白い恋人は添えられていなかった)
飛び立ったのだか
降り立ったのだか撮影し、ポケモンを捕りつつモノレールに乗り込み、
山の手線で別れた夫は都内へと放たれ、私と息子はいち早く故郷の地を踏みしめた。
空腹極まりなかったが気疲れ旅疲れもあり、また夜に備えて懐かしのブーランジェアカツキのパンを摘む程度に留めた。
そして
都内の名店を巡礼していた夫も無事に合流し、実家の面々と夕食へ向かったのであった。
それがこちら、あかつき食堂だ。
大衆食堂の暖簾に迎えられ、「ただいま」と入店すると「おかえり」と、迎え入れてくれ、まるで昨日も来たような気持ちになるのだ。
ここは私が生まれる前から五十年近く続いている老舗食堂で現在は二代目、家からも近いのだが、通うようになったのは北国に移住してからだ。
以前帰省した際に夫がこの店を訪れ、以来すっかりお気に入りの店となった。
どの位好きかというと、7日間帰省したら、6日通うほどである。魅力的なメニューが豊富で昼、夜と、1日に二度訪問した事もあった。
店を入って右手側のあの一角には、我らが献上した品も種々あるのだ。
この日は私の父母や祖母、伯父、友人等大人数での訪問となったため、様々な物を楽しめた。
餃子
息子好物のモツ煮
野菜炒め
玉子丼?
祖母の最近のお気に入り、カレー
とんかつ(定食も有)
息子注文のカツカレー。
注文を受けてから衣を着けて揚げてくれるカツは美味いに決まっているのだ。
夫と母注文のラーメン・醤油
ここはラーメンの麺を大きなボウルで茹で、平ざるで上げる。ラーメンを頂く度に、初めて訪れた際の店主の厨房での立ち居振る舞いを思い出し、懐かしいやら腹が減るやらだ。
辛味噌と迷って決めた玉子ラーメン・塩。
前回も同じ迷いと選択をした気がするがもはや時効だ。
具は玉子のみだがあんかけ状のこれが美味いのだ。
終盤にあんがサラリとしてきたら、どこからか白米を調達して加えて雑炊状にして頂くのもまた良し。
ここに来るまでに既にラーメンを3杯食べて来た夫だが、美味いものならなんぼでも入ると言うだけあって、ここでも、その後も大層美味しそうに頂いていた。
営業時間は昼の部と夜の部に分かれている。
メニュー。
個性的な自家製味噌系のラーメンが食べたい。タンメンとは区別された塩野菜ラーメンが食べたい。ガコンガコンと鍋を鳴らしながら作ってくれるチャーハンも食べたい。懐かしい味のオムライスも食べたい。煮カツ丼も親子丼も皆食べたい。メニューの光っている部分はチキンライスだ。
ホームシックにはならないが、あかつき禁断症状には陥る。
【店舗情報】
あかつき食堂
住所:山梨県甲斐市牛句2750 ※ここを見ると分かり易い
電話:055-277-2749
営業時間:11:15~14:30(LO14:00)・17:00~20:00(LO19:30)
定休日:月曜日・第2・第4火曜日
席数19:テーブル4×2・小上がり4×2・カウンター3
店内喫煙可
駐車場:有(店下数台)
出前:有(2人前、千円以上、配達エリア:敷島台団地・天狗沢・境・牛句・大久保・島上条の一部・要問合せ)
HP FB Twitter
営業案内(HPより)
私はあかつき食堂のHPがとても好きだ。大好きだ。
これを隅々まで読んで訪問したら、旨さと親近感が倍増だ。