ラーメン二郎札幌店～粗挽きブラックペッパー胡麻油刻みタマネギ入り～【20161209】

2016/12/09

給料日を境に、夫は極貧モードからリッチモードに移行する。
今週はリッチモードが続いているようで、先週から昨日の木曜まで夜は飲み食いの日々、流石の彼も「明日はおとなしくしている」と宣言しており、朝出掛けに再度確認すると、「晩飯は軽くていいぞ」、昼休みにメールしたところ「米はいらん」とのことだった。今日の決意は硬そうだ。夕飯はあっさりと湯豆腐にする予定だった。

16時過ぎ、まだ夕飯の支度までには時間があると、たまたま普段はあまりまめに確認しないメールを開くと、ラーメン二郎札幌店からのメルマガが来ていた。

本日、「粗挽きブラックペッパー胡麻油刻みタマネギ入り」のラーメンやります！
(数に限りあり)
券売機で「スーパーソウスイ」を押して下さい(¥100)

#カスタムOK
#ＫＵＲＯ

何ということだ。
粗挽きブラックペッパー胡麻油刻みタマネギ入りは過去につけ麺と無料トッピングがあったが、当時夫はメルマガに気付かず、後から知らせた私は叱咤された覚えがある。しかも今日はラーメンだ。無料トッピングではなくプラス￥100という所もまた期待が高まる。知ってしまった以上夫に黙っていて良いのだろうか。知らなかった風を装い通せるのか。何より私がずっと二郎を欲していたのだ。先週の金曜日、夫は二郎に行った。私も同伴したかったが連食予定とのことで帰宅時間が制限されていた私は涙ならぬ唾液を飲んで耐えたのだった。

空腹も手伝って、夫に知らせれば十中八九「行く」と言うだろう。知らせるべきか。否、知らせずして良いのだろうか。
夫の終業時刻ギリギリまで迷い、夫にその旨伝えた。
やはり彼はメルマガに気付いておらず、内容を確認し、「行くか」「行くべ」ということになったのであった。

車内からの待人確認をしつつ、隣のコインパーキングを確認し、空きがあったので利用し、我らも行列に加わった。
店内を覗くと、中待ち12～3人、外の行列が我らの前に7～8人だった。

幸いにも気温が高め、また回転が良いこともあり、さほど待たずに13分ほどで店内に入れた。

毎回誤って普通を買いそうになるので夫に確認しつつ、小のボタンを押し、続いて、

スーパーソウスイ￥100のボタンを押した。

スーパーソウスイはグレーの食券だった。
中待ちベンチに座ってすぐに、カウンターの助手氏から、食券拝見の声がかかり、食券を提示した。麺の量、硬さなどの注文があればこの時に伝える。この助手氏は大変出来るお方で、初訪時に麺を少なくしなくて良いか聞かれ、減らさずとも良いと答えて以来、麺の量を再び尋ねられた事がない。

良いペースで席が空いて行き、待ち席に座って約15分で我らも案内されてウンターに着いた。後から画像の記録で待時間を把握したが、行列に並んでから席に着くまで「待った感」があまりなかったのは、皆黙々と食し、その後は直ぐに席を立つ二郎マナーの効果だろうか。「ニンニク入れますか？」の問いを合図に、カスタム希望があれば伝える。マシマシもペロリだった私も、今やマシでは少し厳しいお年頃になり、「ニンニクヌキヤサイアブラチョットマシ」という何とも面倒なコールをしたが、クールなベビーフェイスの優秀な助手氏は毎回嫌な顔一つせず対応してくれる。