立喰い処 ちょこっと寿し すすきの本店~まぐろ大祭で今宵はまぐろづくし~【20160629】
2016/07/07
そもそもこの日に街にでることになったきっかけは、ちょこっと寿しのまぐろ大祭だった。ちょこっと寿しでは毎月まぐろ大祭と銘打ってまぐろを通常価格よりも安価で提供するイベントが開催される。この2ヶ月は同様にかに祭りも開催されている。
まぐろ赤身が通常一貫190円がまぐろ大祭では何と60円で食べられるのだ。他にも、中トロ一貫380円が280円、トロは一貫490円が390円で頂ける。
この日は信玄餅ソフトは諦め、店に到着したのが19時過ぎ、平日ということもあり、この時間は比較的空いていた。
まぐろ大祭の案内と、本日のおすすめをしかと確認した。
暖簾をくぐると先客は1~2組程、間もなく退店しそうな雰囲気だった。
席はカウンターのみ、立喰い処の名のとおり、椅子はなく、立って寿司を嗜む。立ち食いでも下駄が配され、本格的だ。
飲物はと尋ねられ、ビールと答えたかったが、ぐっと堪えてウーロン茶にした。カウンター内に「ガリ酎ハイ」の貼紙があったが、さしずめ和風ジンジャーハイといったところだろうか。私はガリを食べないので縁がないだろうが、夫は気になっている様子だった。
席にもまぐろ大祭のPOPが置かれていた。数量制限なしが嬉しい。因みに、通常営業時に来店し応募すると、期間中一度まぐろ赤味の握り食べ放題か、鉄火丼サービスが各2名ずつ当選するイベントも行われている。
ほかの品もリーズナブルな価格設定だ。カウンター内のボードやPOPで、オススメ商品やお得なセットメニューも告知されているので要チェックだ。
席からはネタケースの中で美しく佇むネタ達も拝める。お勧めのネタを聞いたりと、板さんとのやり取りもまた楽しい。
まずは早速まぐろを頼んだ。遠慮がちに5貫注文したが、ラッキーセブンで7貫並べたかったので訂正した。
下駄に並んだまぐろ七貫。これで420円とは何とも有り難い。5貫目以降はまぐろの色が白っぽくなった。これは赤身というよりは中トロに近いのでは?と思いつつも旨い美味いと頂いた。
今日は美味しいまぐろを沢山食べたかったので、追加で更に五貫握ってもらった。やはりこちらも見た目だけでなく味もほぼ中トロだ。
夫は3貫セットなども交えつつも、10貫単位でまぐろを握ってもらっていた。
安い時に仕入れて貯めておくので、赤身だけでなく、運が良ければ今回のように中トロに近い部位にあたる事もあるのだと、板さんが話してくれた。
夫のまぐろ祭りはしばらく続いた。とろけるようなまぐろに舌鼓を打ちながら大層幸せそうに寿司を頬張る姿は、店側から見ても微笑ましく思えたのだろう、まぐろの切れ端を下駄にそっと置いてくれたりした。
更にサーモンらしき煮魚まで出して頂いた。
ほろりと柔らかくジューシーで優しい味付けで脂もよく乗っていた。
まぐろばかりでも申し訳ないので、軍艦を頂いた。烏賊納豆は味を付けて和えてあったので、大変食べやすかった。とびっこは、実は回転していない寿司屋で食べた事がなかったので注文した。私がこれまでに食べた事があるそれらに比べると、上品な味わいだった。
夫注文の山山葵の細巻。通称涙巻とも言うほど辛味が強いらしい。巻く所を見ていたが、かなりの量の山山葵を入れていた。はじめの1つ2つは辛さに喘いでい夫たが、途中で辛さを逃す食べ方を編み出したらしく、その後は美味しく頂いたようだった。
この店は、寿司もさることながら、板さんのやりとりを見るのも楽しい。椅子はなくとも居心地が良く、ついついゆったりしてしまう。
店に来る途中に、今日が29日という事に気づき、肉の日ではないかという事になり、つまりは肉を喰らわねばという流れになり、折角だからちょこっと関連で、姉妹店のちょこっとステーキに寄って帰ろうということになった。
あちらも毎月29日は肉の日イベントでステーキがお得に食べられるらしい。板さんにその旨話すと、会計時に、「そういえば、ステーキは水曜日は定休日ですよ」と非常に重要な事をご指摘頂いた。いやはや、危ない所だった。
29の日ちょこっとステーキは来月以降のお楽しみにと持ち越して、店を出たのであった。
💰今回の支払💰¥1200也(残りは夫支払)
【店舗情報】
立喰い処 ちょこっと寿し
住所:札幌市中央区南4条西3丁目3−1
電話:011-522-0399
営業時間:17:30~翌4:00
定休日:日曜日
席数:10(詰めれば更に増)
駐車場:無
店内禁煙
最寄駅:地下鉄南北線すすきの
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