ラーメン二郎札幌店~祝・四周年の小に噛む辣油~【20170331】
3月31日。
月末だ。年度末だ。週末金曜日だ。
二郎の誕生日だ。開店記念日だ。
2017年3月31日で開店4周年を迎えるにあたり、限定トッピング「噛む辣油」(数に限りあり)を提供すると、メルマガにて情報を得た。
限定があろうとなかろうと、周年記念日には訪れたいものだ。例え先週訪問したばかりでも、前日に訪問したばかりでも。
という訳で、終業後の夫と共に訪問した。
彼は二日連続の訪問となる。
到着時の段階で外待十名程、最寄の駐車場の空有。列に並ぶも思いの外進みが早く、さほど待たずに入店までこぎつけた。
今回の禁止事項。自動販売機の側面に張られていた。
持込は、店の自販機で購入したもののみ認められる。
初めての方への基礎知識。
ふむ。小は一般的なラーメンに比べて麺が2.5倍もあるとは、今まであまり来にせずにいた。同じ価格で量を減らすなどという選択肢は私の中にはないので、これまで麺の量を減らした経験は無い。
次はいよいよ入店だと言う時に、勇み足が出て夫に窘められた。左横にあるカラーコーン様より前に出てはいけないのだ。
家を出る前は、麺量を減らすくらいならば普通にしてみようか等あれこれ思案していたが、いざ券売機の前に立つと、当然のように小のボタンを押しているから不思議だ。
そしてメルマガで告知されていた、限定トッピングの「総帥と私」ボタンもまだ売切にはなっていなかったので押した。心の中では連打していたともさ。
前回、今回に続き、私が先に入店し、夫は後からとなった。
当初夫は総帥と私ボタンを押し忘れており、私の食券を見てそれに気付いたのであった。店員さんに声を掛けられ、食券を顔の位置に掲げて提示する。麺少なめ、半分などはこの時に伝える。
オーションとスターチの袋、
ベールを纏った製麺機。
一度で良いからその姿を、麺を紡ぐ様を拝みたいものだ。
今回は私が先に呼ばれて着席した。夫は私は呼ばれていないと言ったが、私には「お待ちの二名様」と聞こえたのだ。
ついに夫と離れての二郎かと思いきや、隣の男性が食べ終えるのが目に見えており、今回も夫婦並んでの着席となった。
因みに夫の前に居た若者らしき男性は、ごちそうさまの挨拶は良かったが、食後にカウンターを拭かずに席を立った。
テーブル拭きは強制ではないだろうが、二郎を愛する者のマナーとして、是非敢行して欲しいものだ。
カウンターの曲がり角のこの席が実はとても気に入っている。
まずは限定トッピングの噛む辣油が提供された。
スライスしたニンニクと肉らしき塊が入っており、そのまま頂いても勿論旨い。
私の小 ニンニク抜き、アブラヤサイちょっとマシ。
カウンターから席に丼を移動させる時が、指を滑らせ落としやないかと最も緊張する。
マシはなしのつもりでいたが、辣油もあるし、前回の「ややマシ」との比較もしたかったのだ。
夫の大、ニンニク少な目でヤサイは多めだっただろうか。
高さの比較。
本日の豚。厚く大きい。一見噛み応えがありそうだがとても柔らかかった。
アブラ。大きいけれど薄切りだった。
その時々でアブラの形状も様々で面白い。
丼の底から混ぜ上げるように麺を返す。一口目を頂く直前のこの段階では私のワクワク度はほぼ最高潮だ。
麺の間に肉の小片が見えると更にテンションが上がる。
大口を開けてかぶりつき、麺を啜る。
嗚呼、今日も旨い。
ついうっかり食べ進んでしまう前に、噛む辣油を乗せた。
スライスニンニクは油で熱が通っているのだろう、生ニンニクより香ばしく、作用も穏やかだった。
結局全て投入した。
辣油が溶け込んだスープもまた良い。
今日はモヤシとキャベツが程よい割合で、前回よりも食の進みが速かったように思う。
徐々に麺が少なくなり、その後はヤサイも少なくなり、間もなく終わってしまうと思うといよいよ寂しくなり、最後に丼の底に残った物はないかとさらう時には得も言われぬ気持ちになる。
私の場合は小だからか、「もう暫くは結構」「ようやく食べきった」「終わった」というようなもう御免感はなく、もう少し食べたいような、これが腹八分という状態なのかとぼんやりと思うのであった。
そしてこれも毎回思う。
普通にしなくて大正解
辛味と旨味が加わったスープを完飲しないのはとても心苦しいが、ここまでで自らを律し、店主様にごちそうさまと祝四周年の挨拶をし、店を後にした。
【💰今回の支払💰】¥700+50+150(駐車場1/2)=¥900
只今の心境:二郎喰いて~!