コクミンショクドウ~白しょうゆ らーめんとなま味しょうゆらーめん(なましょう)~【201261023】

   

振り返ってみると、この日は遅い昼食であった。
夫になにかあったかと尋ねてみるも、いつものことではないかとの生返事だったので、取り立てて何かが起こったわけではなかったのであろう。一週間前の事も思い出せぬとは、歳を取ると、全く以て記憶が曖昧になるものである。

遅い時間に家を出ると高い確率で昼食難民になりかけるのだが、この日は当初から夫が行先を心に決めていたようで、すんなりあっさり目的地に到着した。

20161023kokushoku_5183

北区太平にあるコクミンショクドウだ。
ここは以前豚ソバFuji屋があった場所で、移転前の新川時代に比べると訪問回数が随分減ってしまっている。

店に着いたのは14時前で、昼時から外れていたにも関わらず、店内は入口近くまで待客が並ぶ盛況ぶりであった。

我らは行列10人目、待ちながら厨房に目をやると森住製麺の番重が目についた。どの品に使用しているのか、それとも番重のみなのか。そして味噌の丼も白しょうゆ等と同じものに変わっていた。

20161023kokushoku_8999

万一とは、カウンター8席とはいえ、毎回席数よりも待客の方が多いのにと、この謙遜したような貼紙に、心の中で返す。

20161023kokushoku_1386

奥の待椅子に座る頃になると、メニューのお伺いがある。
前回は迷った末に赤パンにしたので、今回は迷わずの白、夫は私の白を見越してなましょうを注文した。

20161023kokushoku_3947

卓上のメニュー。基本のレイアウトは変わっていないが、これまで少しずつ微妙に変化を遂げてきた。

20161023kokushoku_430

白しょうゆ らーめん ¥750

あっさり清湯の中ではベスト〇に入る一杯だ。
移住した当時は札幌系のラーメンが多く、これに出会った時には大興奮したものだ。今ではこの系統も随分増えて、清湯好きとしては嬉しい限りだ。

そう言えば、レンゲも丼に入っての提供になったことに気が付いた。毎回スープの美しさを堪能するために、決まって白いレンゲを選り好みして使っていたので、赤いレンゲは今回初めての使用となった。という訳で、レンゲ上のスープ画像はない。

20161023kokushoku_2943

白めの細麺は素早く頂きたい。麺を啜るたびに鶏の旨味や甘味やしょうゆの香りが口いっぱいに広がり、それを更に鼻に抜くようにすると至福の時が訪れるのだ。

20161023kokushoku_4839

メンマは細く薄いものから厚く食べ応えと存在感の有る物に変わっていた。良い。

20161023kokushoku_2763

肉団子はやや小ぶりになった印象だが相変わらず旨味が凝縮されてジューシーで美味。

20161023kokushoku_9351

チャーシューも以前頂いた時よりも厚くなっていた。

20161023kokushoku_4966

大好物の麩は勿論最後に頂く。

20161023kokushoku_2464

夫注文のなま味しょうゆらーめん(なましょう)¥800

20161023kokushoku_8433

モチモチの手揉み太麺は実に好みだが、全体的にみると、自分にはやはり白だと思うのだ。

三つ葉は茎部分、麩の種類も白とはことなるのだろうか。

20161023kokushoku_2080

美味しく完食し、夫はあわよくば二杯目を狙っていたが、後客続々で断念したのであった。

20161023kokushoku_221

ラーメンラリーシール第2弾も購入した。今度こそキラシール入手となるのか。

20161023kokushoku_4051

ノーマルシールだったが、助手のす~さん絵柄に和んだ。

新川時代のように足繁く通いたいのが本音だ。
その後は天然物のたい焼きを求め現地に向かうも行列にて断念し、アイスの誘惑にも打ち勝ち、素直に帰宅したのであった。どうした、夫よ。

💰今回の支払💰¥900也。きちんと割勘。

【店舗情報】

コクミンショクドウ

住所:札幌市北区太平4条3丁目3-3 ノースリバービル 1F
電話:090-2053-9510
営業時間:11:00~15:00
定休日:水曜日
席数:カウンター8席
駐車場:有・店横10台
店内禁煙

 - ラーメン, 北区