北星山町営ラベンダー園~ラベンダーミックスソフトクリーム~【2016009】
2016/07/13
喫茶マリンで満腹になった後は、「富良野も近いよ」ということで、ラベンダーを拝むことにした。近いとはいえ、60キロは距離があり、到着までは一時間コースだ。この場合の「近い」は、「家からそのためだけに行くのに比べて」、とか、「近いか遠いかと言ったら近い」を意味する。実に北海道的な物の見方なのだ。
ドライブ好きな私達なので、助手席の私は途中睡魔と闘いながらも北星山町営ラベンダー園に到着した。
有名なファーム富田からも比較的近い位置にあった。
到着したのは16時過ぎ、売店が開いているうちにソフトクリームが食べたいという夫の要求を聞き入れ、まずは売店へと向かった。
私はまだミートスパゲティで満腹だったので、ソフトクリームは正直どうでも良かったこともあり、夫の希望通り、ラベンダーミックスソフト¥300を購入した。
個人的にはミックスはあまり好まない。2種の味わいを求めるならば、藤月にあるように、上下2段にしたいのだ。
味わいは、芳香剤的というのが近いのだろうか。不味くはないが、私はソフトクリームに、いや、食糧にラベンダーの風味は求めない。見た目はとても綺麗な色合いだった。
折角来たのでリフトで丘の上に登ってみようということになった。町営だからか、往復300円と、リフト代も安い。これで500円以上していたら、きっと私たちは乗らなかったであろう。
張り切って来てみたものの、実はラベンダーは満開ではなかった。数年前にファーム富田に来た時はラベンダーは皆摘み取られた後だったので、それに比べたら花があるだけ良い。サルビアなどその他の花も満開までには今しばらく日数を要する状態だった。とはいえ、それでも私の目には十分綺麗に映った。
リフトに揺られる事約3分、頂上に着いた。さもない丘のように見えたが登ってゆくと結構な高さで、街並みが小さく見えた。
登り切った後は、森の散策もできるようだった。
この日はエゾリスの道は封鎖されており、ガンビの道を少し歩いた。
ところでガンビとは何なのだろうか。そんな事を思いながら森の中を歩いた。蚊も多かったのでこれからの時期は特に虫よけアイテム必須だ。
木にはセミの抜け殻がいくつもあった。セミにしてはどれも小ぶりだった。
ラベンダーは数種類あるようだった。
白いラベンダーは初めて見た。香りを嗅いでみたがラベンダーらしき香は私には感じられなかった。
あっという間に5時を過ぎたので、リフトで下界へと下った。リフトのワイヤーのジワジワいう音が哀愁を誘う。
夫婦揃って、登りも下りも写真や動画を撮るのに夢中になってしまったのであった。
帰りの道すがら、黄色く見える一帯があり、見に行ってみると、菜の花だった。
開花のピークを過ぎて花は随分減っていたがまだまだ綺麗だった。
撮影スポットらしきものも作られてあった。
美味しいスパゲティをたらふく頂き、綺麗な花を愛で、何とも充実した一日であった。
💰今回の支払💰¥300也。(リフト代含まず)
中富良野町営 北星山ラベンダー園
住所:空知郡中富良野町宮町1-41
電話:0167-44-2123
問合せ先:一般社団法人なかふらの観光協会:0167-39-3033
営業時間:9:00~18:00(リフト運行時間)
リフト運行期間:H28年は6/18(土)~8/31(水)まで
リフト代金(往復)・大人:300円・小人(小中学生)¥200・幼児:無料 ※リフトは一人乗り
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