Japanese Ramen Noodle Lab Q ~裏Q N.Y Tori Tan Tan~【20170619】
夕食前のかき氷を堪能した後は、軽くお上りさん気分を味わいつつ、Qへと急ぐ。
提供終了が19時半、残り5分を切った頃、店に到着した。
街中を小走りしてでも夫が食べたかった一杯は、6/19~213日間限定で提供の裏Qメニュー、N.Y Tori Tan Tanとのこと。
券売機のボタンも本格的だ。
店内テーブルは飲食客、ラーメン客はカウンターへと案内された。
7分程で提供された。N.Y Tori Tan Tan ¥830
二種のオイルがかけられている。ナッツもきちんと入っている。
画面一杯、一面N.Y Tori Tan Tanで埋めたくなり寄る。
こういうアート作品を見たことがあるような気持ちになってくる。
緑色のオイルはレモングラスの風味だろうか。どこかアジアンなテイストを思わせる香味だった。
辛さは穏やかで、辛い物が苦手な人でも食べられるレベルだと感じた。もともとのスープが非常に美味なので、担々麺になっても勿論旨い。
しなやかな麺。
柔いと言う人もいるだろうが、敢えて「しなやか」という表現を使いたい。
唇や口内で感じる触感、食感はもはや官能的ともいえるほどだ。
青菜は小松菜だろうか。シャキシャキやや硬めの歯応えで良い食感のアクセントになっていた。
麺とスープを同時に味わいたい衝動に駆られ、蓮華を駆使して食べ進んだ。
見た目の印象よりも挽肉が多く、また麺にも良く絡んだ。
一見小さく見えた丼だったが、しっかり腹に溜まるボリュームだった。
個人的にはアジアンなテイストはなくても良かったが、オイルを混ぜてしまえば主張も穏やかになるので問題はない。但し食後のゲップはしばらくアジアンだったが。
洒落た空間で上質な一杯を頂き、本来の目的を忘れそうになりかけたが、この後無事にパソコンを購入し、家路に着いたのであった。