東急催事のアンジェラ佐藤と金沢ゴールドカレー3kg早食い対決に同行した話【20161021】

   

10月17日の昼休み、ブログに掲載する画像を夫にLINEに送って貰った時、突然カレーを1キロ食べられるか尋ねられた。

何事かと逆に尋ねると、東急の催事イベントで、アンジェラ佐藤と金沢ゴールドカレー3kgの早食い対決があり、それが2人一組でのエントリーなのだという。

彼女とは友人のホームパーティーでの初対面を機に、同年齢であることも手伝い、誕生会やイベントなど、都合がつけば参加し、応援している間柄だ。

ならば他の仲間と出場すればとパートナー候補を挙げるも、夫の吹き出しに現れた一文は

おまいさんしか思いつかん

だった。

夫にお前しかいないと言われた。
夫にお前が必要だと言われた。

これは今年一番の快挙かもしれぬ。すっかり気をよくしたものの、私は美味しく食べたい、苦しくなるまで食べない主義なのであっさり無理だと伝えるも、次第にハードルが下がり、食べるのは500グラムでも良いことになり、ついには予約の電話をかける羽目となった。

電話をしたところで予約が一杯ならば望みは叶わないのでそれに賭けたものの、歓迎モードで予約は受け付けれらてしまった。

夫曰く、勝てなくて良い、参加することに意義がある、しかし完食はしたいとのことだった。

彼は以前ゴールドカレー2kgのチャレンジを6~7分で完食したのと、ゴールドカレーが美味であることは既に確認済みなので、私は美味しいカレーを少し味見させて頂く心づもりで決戦当日を待った。

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翌日か翌々日には折込チラシも入った。対決を観戦しようと書かれているが、我々はこれに出場するのだと思うと複雑な心境だった。だが、言い方は悪いが見世物になるデメリットより、あの美味しいゴールデンカレーを無料で3キロも頂けるメリットの方が特に夫には断然大きいのだ。

そして当日、JRで夫と共に東急入りし、まずは会場を確認した。

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しっかりとしたステージ状の対決席と観客席には既に観客が陣取っていた。勿論アンジェラ目当てなのは重々承知だがここでカレーを食べるのか、思えば他人にあからさまに食べている所を見られるのは初めてかもしれぬと得も言われぬ緊張感に襲われた(若干の誇大表現をしてみた)

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ゴールドカレーの暖簾の下で受付を済ませた。担当の方にチーム名を問われ、困惑したが、飲み喰い仲間のカチョーが応援に駆けつけてくれていたので依頼すると、あっさりと「あべっくカレー」と命名してくれた。

対決前に控室に呼ばれ、対決の流れの打合と注意事項を確認し、承諾書にサインをした。金沢カレーの担当者が本当に3キロで良いのかと確認に来たのはアンジェラが16時にも同じ大食い対決をこなし、既に3キロのカレーを完食した後だったためであろうか。

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開始時刻の19時となり、ステージ横に控える。
後程画像を確認した所、20席ほどの観客席は勿論満席、立見客も多数で50~70名もの観客数だった。

エントリーは定員一杯の3組であった。
若い女性2人組のうとまーすチーム
我らあべっくカレーチーム
男女ペアのいっし~よっし~チームだ。

このいっし~よっし~チームは大食い・早食いのセミプロのような方々で、アンジェラの大食い仲間でもあり、彼女からすると大変な強敵で、本気モードになっていた。

アンジェラに続き我々挑戦者もステージに上がり、大食い三ヶ条を唱和した。
因みに大食い三ヶ条とは

1.大食いは、健康であれ
2.早食いは、厳禁
3.食材に感謝を

であった。
これをアンジェラが唱えた後に、右拳を上げながら声高々に続けるのだ。

それぞれの参加チームに司会のシンゴ氏がインタビューをし、いよいよカレーがテーブルに配膳された。

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右奥が一般的なボックスティッシュなので、大きさがお分かり頂けるだろうか。

食べるのは1人で何度でも交代が可能というルールで、まずは夫が先に食べる事となった。

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構える夫。カツ一切れ位は残してほしいが、全部一人で食べても良いぞ。

そして戦いの火蓋は切って落とされた。
画像の撮影時刻を確認した所、スタート直前のものが19:12だった。

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戦いがスタートしたこの画像の撮影時刻も19:12。
食べ手はよっし~氏、口に入れる動きも飲み込みも速く、凄まじいスピードだった。

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一方こちらは夫が食べている画像で、時刻は19:13だった。
キャベツゾーンを先に片付けるのは2キロチャレンジ時と同じ戦法だ。

3

こちらは19:14のアンジェラの状態。この段階ではよっし~氏の方が食べ進んでいたような気がする。修正して隠させて頂いたが正面の観客の表情は驚きに満ちていた。

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19:16の夫。こうして時系列を追ってみると、一人で食べた方が良かったのではないかと思えてならない。

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食べ手をいっし~氏に交代。19:17。よっし~氏のスプーンは大皿に置いたままだ。タイムロス減少の作戦か。

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19:18のアンジェラ。箸とスプーンを巧みに使いこなし、笑顔で応戦する姿は流石女王の貫録だ。黙々と食べる夫をよそに、私はベストポジションで彼女にカメラ目線を頂いた。

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途中で私に交代し、そこはさらりと流し、再度夫に交代、19:19。残り僅かに見えるがまだこれで結構な量があるのだ。

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19:22、アンジェラ立席にてラストスパート!

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19:23ラストの一口を飲み込み完食。観客席からは大きな歓声と拍手が(沸いたような気がする)

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文字通り、ぺろりと完食し、隣のうとまーすのカツをつまみ食いさえしていた。これ程速いとはいやはや恐れ入った。

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1分後の19:24、よっし~氏も完食。そのスピードに思わず夫そっちのけで撮影してしまった。

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この時にはアンジェラは移動し実況する余裕を見せた。何度も書くが、流石は女王だ。手にしているのは勝者に与えられる東急の商品券三千円分、アンジェラは辞退し、いっし~よっし~チームに贈られた。

戦いはここでストップとなったが、完食目的の我々はその後も食べ続け、終了までには無事に完食した。私ももう一度食べたような気がするようなしないような。

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完食直後の画像かは定かでないが、撮影時刻の記録は19:28となっていた。完食時には、応援に駆けつけてくれた友人達を中心に拍手を頂いた(ような気がする)

今振り返ると、私はつい味わってしまい、急いで食べていなかったように思う。ただ、前回頂いたレギュラーサイズの時に比べると、盛付に時間がかかったのか、待機時間があったのか、若干ではあるがルーの水分がライスに移り、食べるのに難儀した。この点はやはり経験値が高いアンジェラといっし~よっし~氏はものともせずだったのだと思う。

大喰い道、実に奥深し。

その後は撮影及びサイン会があり、夫もサインをしてもらっていた。

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友人にサインするのは気恥ずかしいと照れながらも快くサインをしてくれた。

そして今回、我らにとって実に衝撃的な情報を得た。
何と、毎年一月に開催され、今年は仲間で出場し大いに盛り上がった盛岡そば処東家のわんこそばが、諸事情により来年以降は実施が非常に厳しいとのことなのだ。

今年観戦・応援し、来年は出場するつもりの仲間もいただけに、残念極まりない知らせだった。私は来年は出場せずにカツ丼を食べながら観戦・応援しようと決めていたのだが、これも叶わぬとは、今年わんこそばの後にカツ丼を食べなかったことが悔やまれてならない。

と、いうことで、対決には敗れたものの、完食するという目標を達成でき、終始楽しく参加できたイベントとなった。応援して下さった皆々様に感謝の意を表したい。

 

 

 

 

 

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