手稲区役所食堂~そば・うどんDEバイキング~【20160608】
2016/06/09
その日に初めて車に乗った時、カーナビが、「今日は○月○日です。○○の日です。」と言う。
ナビの彼女によると、本日は「バイキングの日」なのだそうだ。手稲区役所食堂が本日バイキングなのはそのためか。と一人納得したのであった。
と言う訳で、昼休憩の夫と共に訪れた。
現地に着いたのが12時過ぎ、ピーク時だった。急ぎ階段を上がると、食堂入り口には数名の行列があり、少し焦ったが、どうやら券売機の待ちだったようだ。通常とは異なるショーケースを前に、戸惑うご婦人方の姿もあった。
本日は!!
の一文に食堂側の気合が感じられる。
6/6より冷たい麺の提供も開始されたそうだ。
そうこうしているうちに列は進み、私たちも食堂に入った。
入り口では小食のご婦人がバイキングのシステムに躊躇しており、別のご婦人は「少し食べたきゃ少し取ればいいのヨ」と、最もなことを言っていた。その後に「アタシは食べるけどね」とも付け加えていた。
さて、気になる価格である。これまでの券売機ボタンによると、私の予想は600円だ。
以前撮影した画像である。右上の赤いボタンが楽しいバイキング¥600となっている。
が
いざ券売機の前に立ってみると、私の予想を裏切って、
バイキング500円!何と良心的な価格設定!よく見ると、全て売切れになっていないのは、設定のし忘れだろうか。
通常の彩り御膳弁当のボタンだったようだ。券売機の時間設定も多少ずれていることも判明した。
さて、バイキングのシステムである。
まずは食券を持ってカウンターに並ぶ。すると、スタッフさんから、麺選択の声がかかる。そば、うどん、温、冷の選択肢のなかから好みの一品を伝えると、種類によってはトレイに札が置かれる。ピンクの札と、うどんの札だった。目印的に使っているのだろう。
麺を受け取ったら、窓側の台に、麺カスタムコーナーがあるのでそこで麺へのトッピングを施す。
山菜、刻みネギ、揚げ、かまぼこ、わかめ、天かすがあった。トングのひとつはバネが弱く掴みづらかった。ここで写真左に見える皿を持つのを忘れずに。その後は麺カスタムコーナーの対面、カウンター向かい、食堂の中央よりやや窓側寄りのテーブルが揚げ物コーナーになっているのでそこから好きな物を好きなだけ取ることができる。
名物のザンギは本日はタレなし、天ぷらはサツマイモ、カボチャ、イカ、その後海老も追加されていた。写真右上に見えるのがポテトフライ、その他ウインナー、ミートボールがあった。
揚げ物で終わりではない。次は再び窓際へと向かう。水、お茶の機械の右隣に、ご飯、カレーコーナーが設置されている。ここでご飯やカレー、福神漬けを盛ることができる。混雑していたこともありこのコーナーの画像はないが、器が小さめだったので、揚げ物の皿をカレー用に使った。
ようやく着席、予想に反して空席はそこそこあった。6月の平日だからだろうか。窓際の眺めが良い席を陣取った。しかし、バイキングとしては場内の状況を把握できないのでイマイチだが、500円なのでそこまで本気にならずに済むのだ。
私は冷たい麺に揚げ物、カレー。天ぷらを摂り忘れていたことに今頃気づいた。カレーはいつもより粘度が低く、鍋の中は残りわずかだったからかあまり具が入っていない。
夫のもの。冷たいうどんは具だくさん、カレーの他にもご飯がマンガ盛りだ。揚げ物は私が適当に取った。
品数がこれだけあると、様々なバリエーションが楽しめる。例えばカレーうどん、そば、天丼、ザンギ丼、カレー天そばうどん等々。
夫はお代わりのうどんでカレーうどんにしていた。
私はそばをお代わりした。うどんもそばもしっかりコシがあり美味しく頂いた。お代わりの時には空の丼を持参することになっているようだった。お代わりと一杯目が混同しないのか、丼1つで2杯分お代わりをもらえた。食券なしでも紛れ込めそうなゆるやかな雰囲気だったがそこは良識ある客を信頼してのことだろう。
ご飯をお代わりし、半分ほど食べてカレーもお代わりした。新たな鍋が補充されたようで、今度は具だくさんだ。粘度も高まり、二敗目も美味しく頂いた。
一段落したのか、席を立つ頃には揚げ物コーナーは落ち着いていた。これで刻み野菜でもあれば言うことなしだが、500円なので多くは求めまい。
ザンギは通常のものより随分温度が下がっていたが、致し方なかろう。食べやすい温度になっても美味しかった。
沢山食べる人には大変嬉しいイベントだが、普段350円で済む人にとっては割高に感じるのだろうか。
いずれにせよ、個人的には良い試みだと感じた。
客の導線、その他システムなど、課題も出たと思うので、バイキング継続の有無も含め、今後の動向か楽しみである。
初のイベントとのことで、もっとバタついたりトラブルがあるかと思っていたが、予想以上にスムーズに食事が出来ていたのは、流石だと感じた。
💰今回の支払💰¥1000也(夫分¥500立替)