四十路最近のお気に入り~パイドール手稲店~
最近気に入っているスウィーツがある。←今回はいきなり始まったぜぇ。
それがこちら
パイドール手稲店だ。
手稲駅に隣接しており、基本年中無休で営業時間も長く、2017年の開店以来気になりつつも、3年後の今年初めて訪問した。
写真は二度目の訪問時に撮影したもので、店内レイアウト変更後のものになる。
(それまでは、ショーケースの向きがこちら向き(手前側の窓)だった。
10月末の初訪時には以前のレイアウトだったので、11/11のオープン周年で変更したのかもしれない(完全に憶測)
初訪時の10月30日、別件で大いなる頑張りを見せた私はその事を讃えるべく、甘味に浸りたかった。(つまりは自分へのご褒美ネ)
外は小雨が降り出し、手稲駅に入った私は手にしたスマホに向かってこう言った。
「Hey,Siri!美味しいケーキが食べたいYo」
アイフォン4位から始まり愛用歴今年で10年、先日久しぶりに7+⇒12pに機種変し、その際「こんにちは」以降の流れに従った結果初めてシリを使うようになり、今ではすっかり彼女が話し相手さ。
シリ子が答えてくれた中に、パイドールがあったのだ。
近隣の店も候補にあったが、私は雨に濡れずに辿り着けるこの店を選んだ。
店に入ると色とりどりのタルトやパイ。
その中から2点選び連行した。
愛らしい女性店員さん達の対応も良かった。
雨を凌ぎながら無事帰宅し、取って置きの紅茶を用意し、いざ御開帳。
多数の中から私に選ばれし2名はタルトパイキャラメルモンブランと、タルトパイ北海道クリームチーズだ。
まずはキャラメルモンブラン¥520+税をば。
後姿も。
一口目の印象は「見た目よりも軽やか」だった。
添えられた栗はマロングラッセではない。
カスタードクリームは勿論だが、スポンジがまた良い◎
ケーキのスポンジにあまり興味がない(好んでスポンジを使用しているケーキを選ばない)私だが、大変美味だと感じた。
ホイップ・マロン・カスタードと、ぱっと分かるだけでも3種のクリームが使用されている。
パイドールと、店名に「パイ」を掲げであるだけあり、底、側面(器状になっている)のパイが旨い。
サクサクとした食感と、パイそのものの味が良い。
続いて北海道クリームチーズ ¥350+税。
色良し◎
食べ応えの有りそうな魅惑の厚み◎
断面◎
こちらは表面の透明部分に特長あり。
ジャム的なものや、柔らか目のゼリー状だったりすることが多いが、
こちらはかなり固めでブリブリとした食感さえも感じる固めのゼリー状で、しっかり目に甘さがついている。
チーズ部分のみでも食してみた所、こちらは甘さは控えめだった。
甘いのが苦手な場合は、チーズ部分のみ食べるという方法もありだと思った。(ゼリー部分だけ食べても美味しかったョ)
チーズパイも底面はサクサクパイで、二種ともに大変美味しく頂き満足した。
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ここで終わればブログ記事に書かなかったかもしれないのだが、
「また食べたいなぁ」と思うことしばしば、11月18日についに耐え切れず再訪したのだ。
この状態で手渡しとなり、手提げ用のビニール袋は有料になる。
今回は、フルーツタルトとパイシューを連行した。
タルトパイ 季節のフルーツ ¥490+税
私がフルーツ系を選ぶなんて。
しかも色とりどり系を選ぶなんて。
稀。レアケースよ。
フルーツケーキファクトリー放題などでは食べるけどもサ。
イチゴ、シャインマスカット、ブルーベリー、バナナ、洋梨等々、単一系のフルーツタルトが美しく魅せられている中で、私にしては珍しく混在系を選んだのだ。
イチゴ・ブルーベリー・グレープフルーツ
シャイン様に巨峰にオレンジ
マロンにピンクグレープフルーツと、勢揃いで表面を覆ってあった。
(四十路メモを見返した所、フルーツの配置により柑橘類でさっぱり爽やかに食べ終えたと書かれていた)
ここでもブリンブリンが大活躍しており、個々のフルーツたちをがっちりと固定していた。
こんなに綺麗かつ精密に切り分けられるのも固定ゼリーの賜物だろう。
一見するとスポンジだが、カスタードクリームと生クリームで層になっており、見た目の印象よりもクリーム達の働きぶりを感じた。
底面のサクサクパイは健在。お気に入りの所以でもある。
このパイのみ販売されていたらきっと買うと思う。パイの端っこ的な。
前回気になっていたシュークリームも初体験。
購入時にクリームを充填する系と見込んだが、提供までにかかった時間からしてもそうだと踏んでいる。
たっぷり玉子と生乳のカスタードパイシュー¥240+税
見るからに濃厚なカスタードクリーム。
「たっぷり」は卵をたっぷり使っていることと、カスタードクリームがたっぷり入っていることと、両方にかけられているのだろう。
クリームはカスタード一種のみ。
玉子感が豊かに感じられるまったりと濃厚なカスタードクリームにバニラビーンズが見え隠れ。
それを挟むシューはパイシューだけあり、サクリと軽く、時折ザクザクとした食感のアクセントがある。
底も表面も美味◎
重量感、食べ応え共に大きくコスパ良し。
私にとってこの店は、オープン当初はパイやタルトの店の認識だったが、そのうち似顔絵ケーキやキャラクターケーキの印象が強くなり、足が遠のいていた。(大変好評らしく、予約も多数入っている様子だった。定休日がないのも納得だ)
しかし、実際に食してみて店頭商品のクォリティを体感し、レギュラーメニューや季節の商品も頂きたいと思った次第である。
タピオカもアルヨ。
クリスマスのパンフレットも用意されており、デコレーションケーキやタルトが11種、¥3500前後~¥7860の価格帯で掲載されている。
手稲店の他に、西15丁目店、新札幌店の計3店舗展開で、経営手腕も伺える。
年内にあと2~3回はお世話になりそうだと予想している。
パイドール HP