こく一番~チャーハンとチャーハン特盛とミンチカツ~【20170717】
2017/07/19
気づけばまた随分と更新期間が開いていた。
そしてブログの中ではまだ6月という有様だ。
区役所食堂メニューも確認に行こうとした時に車がなく心が折れて今月は断念した。
この週末であと数記事仕上げたい所だったが、まずは先にこちらを記すことにする。
なぜなら、ブログ開設後にも数回訪問しているものの、未だ記事にしていない店なので、今回こそはと意気込んでいるのだ。
本日は夫婦ともに休み、息子は前夜から友人宅に出かけており不在、昼食へと家を出た。
例のルートで各店を回るも候補の店はどこも大盛況にて断念、どうせ待つならとやってきたのがこちら
こく一番 だ。
こく一番 みどりや
こく一番 ラーメン みどりや
どれが正しいのかは定かではないが、食べログでは「こく一番」となっていたのでそれに倣った。
店に着いたのが12時半過ぎ、昼時真只中での入店となったが、店舗隣の待席にはまだ数席の空きがあり、我らは3組目7~8番目という所だった。
飢えていた私は待席スペースで販売されているミンチカツ¥100を購入して凌いだ。当然のように夫も続いた。
1つ100グラムというミンチカツは厚みもボリュームもある。
山積みミンチカツ横にあるソースは好みに応じて使用可。そのままでもソースをつけても旨い。
そして本日特盛終了の掲示が。
夫は他のオーダーをあれこれ思案するも、やはり特盛に挑みたい様子が伺えた。
メニューには明記されておらず、暗黙のこくいちルールとなっているのが、チャーハンを頼むと、スープの代わりにラーメンがついてくる(と思っていたが、夫より、『ラーメン以外の物を頼むとラーメンがついてくるのだ』と教えを受けたので訂正記載。カツカレーにも定食にもラーメンがついてくるという夢のようなシステムなのだ)という点だ。これはこの店ならではの大変ユニークな特長だ。
因みに、開店から14時までは、ラーメンを頼むとライスのサービスを受けられるが、こちらは希望者自己申告制となっている。
開店から二組進んで着席目前のこの位置に来るまで約40分経過している。この時待席は満席となっていた。
その3分後、カウンターのお気に入りの席へと案内された。
このカウンターテーブルの柄と質感が好きなのだ。
調味料入れが新調されたか。
私は予定通りチャーハンを注文し、夫は、注文時に特盛の可否を伺うと、時間がかかっても良ければ可能とのことで、めでたくチャーハン特盛の注文へとこぎつけたのであった。ライスの在庫、特盛オーダーの入り具合、過去の実績等加味されるのか、交渉しても特盛を断らるケースもあるようだ。
着席から40分弱で、まずは夫の特盛チャーハンが提供された。
今こうして改めて見ると、今日の特盛はいつにも増して量が多い気がする。
というか、来るたび頼む度に量が増えているのは気のせいではないだろう。
もしやシェフは夫が毎回食べきるので「あの人足りないのか」と気を使って盛りを良くしてくださっているのだろうか。
視点を変えれば静かな漢の闘いと言えなくもない。傍観者の私にしてみれば、面白い事この上ない。
チャーハンから2~3分遅れて、スープという位置づけのラーメンが提供された。
ラーメンの味は基本的には選べないのだが、今日は初めて、味噌と塩からの選択権を得た夫は、塩を所望した。
特盛だからかチャーシューも多い。
チャーシューでチャーハンを巻いて食べるという夢のような楽しみ方をしている夫を横目に待つこと数分、私のチャーハンも到着した。
川越シェフ似の店主は大変腰が低くにこやか気さくで一見はんなりとした出で立ちだが、よくよく見ているとなかなかなワイルド具合を発揮し、人間的にも大いに魅力的なのだ。普通盛りのチャーハンも、丼に山盛りにしたチャーハンにガッと皿をあてがいガバっとひっくり返してこの状態に仕上げる。ガッのあたりはかなりワイルドなのだが、カウンター越しに届けてくれる時にははんなりに戻っているのだ。
普通チャーハンを横から見ると盛りはこの位だ。
ガッとしているので大層身が詰まっている。
食べかけではあるが、特盛との比較。
そして選択権を頂いたものの、お任せでと返答したラーメンは塩味だった。
麺の茹具合が好みドンピシャで何とも美味だった。
完成形。 チャーハン ¥850
勿論私も
チャーシュー巻チャーハンを堪能した。
5分ほどでラーメンを頂き、チャーハンタイムに移行する。
前回年末訪問時は、息子が私の実家に帰省していたので完食したが、今夜は家にいるので彼にも食べさせてやりたく、予定通り持ち帰ることにした。容器と袋と輪ゴムのセットで¥20也。
もう少し、あと一口とつい食べ進んでしまうので早々に封印すると、夫より、「冷凍チャーハン買って帰れば?」との提案があり、在庫を確認すると有るとのことだったので1袋400g¥400を追加購入した。
ならばと、未練がましくお持ち帰り分を食べる四十路。だって旨いんだもの。
(冷凍チャーハンの写真を撮り忘れていたことに今気づいた。ビニール袋に入っている。)
夫は無事に全て食べきり、スープも完飲し、今日もシェフは嬉しそうにはにかんでいた。
ここで入店から約2時間が経過していた。
そんなに長時間滞在した気がしないのと、我らはここでの待ちは苦にならないので、ゆったり、がっつり食事を楽しみたい時にはうってつけの店なのだ。そしてさほど待たずに着席できた時のやったね感も格別だ。
駐車場は店横数台と、通りを挟んだ向かい側の駐車場の31~40番までが利用可能だ。
待たずに食べたい場合は、開店前からの入店が狙い目だ。
【💰今回の支払💰】¥1470也 満たされた
夫は夜に、息子が食べきれなかったチャーハンを更に食べていた。
【店舗情報】
こく一番
住所:札幌市中央区南18条西15丁目2-13
電話:011-551-4469
営業時間:11:00~スープがなくなるまで
定休日:日曜日
席数:11(小上がり2卓有)
駐車場:有(10台前後)
店内禁煙
子供用椅子有