紅燈籠(ホンタンロン)~テーブルオーダーであつあつ中華40種120分食べ放題~【20170601】

      2017/06/05

速いものでもう六月だ。
今月も一日丸亀釜揚げ半額を無視し、夫と厚別に向かった。
彼がアンジェラ佐藤のFBを見て気になっていた店は、大谷地の商業施設CAPO内にあるという。

中国料理 紅燈籠 大谷地店だ。

「おいでませ。さあどうぞ。」と言わんばかり扉が開けられている。
窓には大きくランチや食飲放題の案内が貼られていた。

ランチも魅力的だ。

我らの目的、食べ放題の案内も掲示されている事を確認し、入店と相成った。

店に入ると中華な楽曲が静かに流れており、雰囲気もなかなか本格的だ。人数と共に喫煙の有無を尋ねられたので、分煙していると思われる。

4人掛けの席に案内され、卓上のメニューを開いて手渡された。
しかし、そこに食べ放題の文字はなく、卓上のボタンで店員さんを呼び尋ねると、どちら(のコース?)にしますかと逆に質問されたので、とりあえず両方見せてくれと二種所望した。

すると厨房からメニューを持参し、食べ放題と食べ放題DXがある旨説明を受けた。

↑普通食べ放題 ¥2000↑

↓食べ放題DX ¥3000↓

2名で、初回ということもあり、当初の予定通り通常コースでお願いした。違いは、前菜スープ豆腐野菜・海鮮肉は変わりなし、点心にちまきが、麺類とチャーハンが5種、激辛四川が3種、デザートが3種(主にアイス系)増えた程度だった。そして辛酸っぱいスープは通常コースのみのようだ。

始めに5品注文し、その後は皿交換とのことで、取り敢えず其々気になった物を伝えた。

19時にスタートし、19時3分には一品目のチャーハンが提供された。今回は品数が多いので画像はコラージュにて掲載、詳細は左上から時計回りに解説する。

チャーハンは人参が入っているタイプで、小さく見える緑色はニンニクの芽だった。口に含むとふんわりエアリーな食感で一品目から一風変わった独特の風味だった。←勿論美味

程良い量で、放題の中で二人で頂くには丁度良かった。
手前が取り皿、右が餃子のタレ用小皿、スプーンは一般的な大きさだ。

バンバンジーは夫注文、皮付鶏ももを一枚使用、私は鶏肉1枚と大根少量のみ。
辛いザーサイも夫注文、私はザーサイは食べず。
辛酸っぱいスープは2人で頂くにはボリュームがあった。

大きく切ったトマトも潜んでいた。


酢豚は酸味が穏やかで食べやすい味付けで、肉はしっとり系。
焼き餃子は2個以上で好きな数を注文できる。提供までにやや時間がかかるので早めの注文がおすすめだ。

大きさは大きすぎず小さすぎずだが、丸みと高さがある。

手打ちの皮だろうか、焼き目はサクサク、他はもちもちと食べ応えがある。そして一見ごくごく普通の餡に見えるが、口に入れるととろける初めての食感で、なんだこれはと言っている間に食べきってしまった。

鶏唐揚の四川唐辛子炒めは、唐辛子を食べなければ山椒が際立ちつつ、そこそこの辛さだった。野菜に入り込んだ唐辛子を食べてしまうととても辛いらしい。私は唐揚げよりも周囲の野菜を啄む派だ。

そして小籠包は何も言わずにいたら4つ入りで提供された。
餡は恐らくほぼ肉、滑らかな挽肉で皮が破れてしまっている物もジューシーだった。

コラージュに入れ忘れた担々麺。
胡麻風味のスープだがどこか不思議な味わいだった。
丼は辛酸っぱいスープと同じ物だったが麺は1人前入っているように感じた。夫の感想としては、あんかけ焼きそばにすれば良かったとのことだ。

海老蒸餃子は浮き粉入りの透き通る皮で、もちもち、中は刻んだ筍と海老が2~3個入っておりぷりぷりで夫がいたく気にっていた。

フカヒレ入り餃子も海老蒸しと同様2つで注文した。

肉は超粗挽きで、包丁で叩いて作ったのではと感じた。肉々しい歯応えと食べ応えだ。

チンジャオロース、エビマヨともに食べ易い味付けだった。
以前別の店でエビマヨを頂いたら非常にヘビーで困惑した記憶があり身構えていたが、こちらの物はあっさり目で、二種のマヨソースを使用していた。

海老とイカの甜面醤炒めも見た目よりも優しい味付けで、野菜も沢山摂れたのが嬉しかった。

右上麺状の物は湯葉の和え物だ。
丁度数日前に夫が観ていた孤独のグルメで豆腐の皮の和え物が出ていて、それに近いのではと注文した。

「台湾湯葉和え物です」と配膳されたこちらがとても個性的で衝撃的というか、この日一番のインパクトだった。
湯葉と言うよりは高野豆腐に近い食感と味わいで、頂いた料理の中で最も塩気が強かった。酢をかけても、胡瓜を混ぜてもきっと美味だろう。ビールのつまみにもなり、一口もう一口とくせになる料理だった。

最後の〆に確保しておくほど気に入った(のか?)
これは是非一度食べて頂きたい。

アンジェラが物凄く美味しかったと言っていた焼売はシイタケ入りで、やはり肉は粗く叩いてあった。噛めば噛むほど旨味が出るのだろうがあっという間に食べてしまった。

水餃子は一口餃子のサイズか、小ぶりでやはり皮はもちもち、小籠包と同じ餡かと思いきや、野菜も入っておりまた別物だった。

夫は海老蒸餃子をリピート、焼き餃子は私も頂いた。再度食べても不思議な食感でぺろりと平らげた。

デザートを注文した所で終了30分前のラストオーダーとなったので、そこでオーダーストップにした。

デザートのためにお腹を開けておいたので、私はごま団子2つ、かぼちゃ餅1つ、杏仁豆腐の量を尋ねた所小さな器に3口分位入っていてそれほど量はないとのことだったので、3つ、ならばと夫も3つ注文した。

熱々サクサクもちもちのごま団子はこし餡で、小ぶりのサイズが程良かった。
フグの口のような断面が愛らしい。

さほど期待していなかったかぼちゃ餅が大変香ばしく、殊の外美味だった。醤油を垂らしても旨そうだがそのまま頂いた。

杏仁祭。
シロップはなく、寒天よりかはゼラチン的なもちもちとした食感だった。3口分くらいと言われていたので3回に分けて口にしたが、一口で十分行ける、と思っていたそばから夫は一口で食べていた。

終了30分前がラストオーダー、最後の料理を頂き一息ついたところで120分という感じだった。

それにしても、点心を2つ、美味しかったからまた2つ、少な目の炒め物多種と、何とも贅沢なものだネと度々夫と話した。以前は付いていたという中国茶飲放題が復活すれば万々歳だ。

居心地が良く、一人客率も高かった。未検証だが宴会スペースか?個室か?と思うような扉もあった。

追加追加で伝票9枚、税込一人¥2000にて大満足だった。

更に卓上の申込書に記入しポイントカードを作って頂いた所、本日200ポイント加算されたので、次回は¥200引で利用できる。
会計時に駐車券を提示すれば金額に応じ無料になる。(最初の一時間は無料、買物¥2000で2時間、¥3000で3時間無料だったと記憶している)
これは仲間とも再訪したい店の第一候補となった。

【💰今回の支払💰】¥1700也(夫¥2300) 再訪決定大決定
※食べ放題は16時以降、2名以上にて可。

【店舗情報】

紅燈籠(ホンタンロン)大谷地店

住所:札幌市厚別区大谷地東3丁目3-20 CAPO大谷地1F
電話:011-896-8099
営業時間:11:00~23:00(LO22:30)
定休日:無休
席数:83(全テーブル席)
喫煙:可(分煙)
駐車場:有(CAPO大谷地駐車場:1時間無料)
HP:CAPO大谷地公式サイト
ポイントカード:有

 - 中華, 放題, 厚別区