餅菓子舗 福屋~キウイ大福・コーヒー大福・他~【20160611】
自分の趣味方面の愛読ブログに時折登場するキウイ大福が非常に気になっていたのだが、確か豊平区だったことを思い出し、その旨夫に告げると早速検索し、まるはBEYONDからそう遠くはないと分かったので訪問してみることにした。
若干の上り坂を自転車で上がるとそれらしき店があった。
キウイ大福の店は福屋というらしい。豊平区・キウイ大福で検索してすぐに分かる程なので有名なのだろう。
果たしてキウイ大福は本当にあるのだろうかと店内を覗くと、開け放された店の戸のショーケースの上にはまさしくキウイ大福の文字が見えたので入店した。
店の入り口には値下げサービス品の揚げ菓子などが置かれていた。ネットが掛けてあるのはカラス対策か。
店に一歩足を踏み入れると、奥の機械で餡を練っているのが目に入った。見るからに美味しそうな餡で期待が高まる。
年季が入っていそうなガラスケースの中にはコーヒー大福をはじめ各種大福の他に草しんこやべこ餅などもあった。
ガラスケースの上にはお目当てのキウイ大福とパック詰めお買得品、どら焼きなどが陳列されていた。
キウイ大福は一つ¥165。食べた人々の感想は皆高評価とはいえ、大福にキウイという衝撃的な組み合わせにどのような商品か質問してみると、キウイをこし餡で包んだ大福なのだという。まさしくキウイ大福と言わんばかりの返答に戸惑った私達は取り敢えず1つだけ購入することにした。
他には栗入りどらやき¥110、コーヒー大福¥110、お買い得セット¥340を購入した。どらやきは栗なしだと¥70と、どれもリーズナブルな価格設定で、奥さんらしき方の対応も心地よいものだった。
麺類を2杯食べた後だが、いや、だからこそなのか甘い物を欲していた私達は、早速近くの公園でキウイ大福を頂いてみることにした。
お買い得セットと単品とで2つのパックに詰めてくれてあった。
左から、コーヒー大福、栗入りどやらき、そしてキウイ大福だ。キウイ大福は他の大福と比べると一回りも二回りも大きい。
まずはキウイ大福から。ずっしりと重みがある。
夫の大きなひとくち。一瞬固まり、驚いたように旨っ!と小さく叫ぶ。
残りを半分ほど私もかじる。やはり一瞬固まってから、旨っっ‼
予想以上に美味しかった。感動と余韻に浸っている間に残りを夫が食べてしまったほどだった。
薄緑色の餅の中には先ほど奥さんが答えてくれた通り、半分に切ったキウイをこし餡で包んだものが入っている。キウイはとても良く熟れていて、餡の甘さで酸味を強く感じることもない。この美味しさを何と表現すれば良いのだろうか、私が以前目にした「キウイそのものなんです!だけど大福なんです!」という感想に激しく同意した。何しろ味わいのバランスが絶妙なのだ。これなら二百数十円でも文句なく購入するであろうレベルだった。ひとり1キウイ大福にすべきだったと激しく後悔したのであった。
続いてはコーヒー大福。夫よ、食べる前に粉を払うのだよ。
白餡ベースのコーヒー風味の餡の中央には生クリームが入っている。これまた味良し香り良し。何しろバランスが良いのである。
栗入りどら焼き。栗は夫へ。
どら焼きには粒あんが入っていた。ふんわりとした生地も美味。私は栗なしでも十分だ
お得パックの中からはクルミ大福を、残りは帰宅後に頂くことにした。
恐らく前日作のものなのだろう、若干固くなり始めていたが問題ない範囲だ。
餅の塩加減と餡の甘さが絶妙だ。餅にくるみが練り込まれており、豆大福のくるみバージョンといったところか。くるみ好きの夫は大満足だった。
そして帰宅後
豆大福。
よもぎ大福
白餡の大福。今となっては珍しい白餡、こちらも大変美味しく頂いた。
大福、そして写真はないがおはぎ。
夜には餅の硬さは更に増していたが、温めたり焼いたりする必要があるほどではなかった。ほどなくして硬くなるのは添加物などが含まれていない証なのだろう。キウイ大福ほどのインパクトはなかったが、どれも皆美味だった。豊平方面にはラーメンを食べによく出向くが、近くを通ったら寄りたい店がまたひとつ増えた。
💰今回の支払💰¥725也
【店舗情報】
餅菓子舗 福屋
住所:札幌市豊平区平岸3条1丁目5-24
電話:011-812-2936
営業時間:8:00~18:30
定休日:隔週の水曜日(店員さんに尋ねた)
駐車場:無
店内飲食:不可
キウイ大福、是非多くの人に食べてもらいたい。