氷処さゆり~桃ミルク~【20160710】
2016/07/13
社台ファームの馬を愛でた後、車に乗り込んだ友人がぽつりと呟いた、あそこのかき氷も食べてみたいとの一言を、夫は聞き逃さなかった。夫も提案しようと思っていたらしく、満場一致でツアーをかき氷で締めくくることとなった。小一時間のドライブを楽しみながら帰札し、近くのパーキングに駐車してやってきたのがこちら、
氷処さゆりだ。
私は二度目の訪問で、この時間帯は初めてだ。店内に先客無し、四人でカウンターを陣取った。
今回は何を頂こうかと思い悩んでいると、店主より、桃のシロップがあり、いちごと同じ組み合わせができるとのことで、四人のうち三人は桃にし、組み合わせは、私がミルク、夫がヨーグルト、友人がレアチーズにした。そして今回こそあずきと白玉も注文した。
かき氷はひとつずつ作るので、全員分が一度に揃うことはなく、供された順に頂く。まずは友人のいちごレアチーズが到着し、続いて桃レアチーズ、桃ミルクと続き、最後が夫の桃ヨーグルトだった。
桃ミルク¥500+あずき¥50+白玉¥30
全体的にミルクのシロップを含んだかき氷に桃のシロップが上からかけられている。まずはミルク部分を一口、前回店主が話してくれた通り、あっさりとしたミルク味だ。練乳よりも随分さっぱりしているが、しっかりとしたミルクの風味は優しい味わいで食べていて飽きがこない。
桃のシロップは桃!といった感じで、味も香りもしっかり桃だった。
繊細だがしっかりしている氷は、内側もきちんとミルクの味がする。
念願のあずきと白玉。それぞれ倍量でもまだ足りないほどだが、サービス価格である旨聞いていたので自粛しこの量にした。小豆はやや塩味が効いていて、箸休めにもなりそうだ。注文してから丸めて茹でてくれる白玉は生地その物が旨い。白玉粉臭さは皆無でしなやかでもっちしとした食感となめらかな舌触りはずっと食べていたいほどだ。
今回も、美味しく、有り難く完食した。
こちらは夫の桃ヨーグルト。味わいはミルクとレアチーズのいいとこどりといった所だった。
食後の一杯は、かき氷でクールダウンした身体に温かいほうじ茶がじんわりと行きわたる。
この日は雨が降ったり止んだりして決してかき氷日和とは言えなかったが、我々の後にも追客続々で、店内はほぼ満席に近い状態になった。食べ終わった後には既に次は何を頂こうかと思いを馳せながら店を後にしたのであった。夫は次回の来店日宣言までしていた。
その後は友人を家まで送り届け、これにて今回のツアーはお開きとなった。声をかけて貰えたおかげで、大変楽しく美味しく、有意義な休日となった。